SKYLEY Keywords
スカイリー・ネットワークス関連用語集
 
マルチホップ型無線ネットワーク
 
  モバイル端末だけで構成されるような不安定なネットワークの中で、相手との安定した通信を可能にする技術。マルチホップという言葉が入っているように、直接接続している端末だけではなく、いくつかの端末を中継局にして電波の到達範囲外にある、より遠くの端末との通信も保証する。主に携帯電話やPDA などモバイル端末によってネットワークが構成されているため、圏外や電源OFFなどによって途中経路が頻繁に変化する可能性があり、そういった変化に対応する動的な経路制御技術が主な課題となっている。  
   
 
PAN(Personal Area Network)
 
  ピコネットと呼ばれる1つのネットワークを作り、そのピコネットがいくつも連なってスキャッターネットと呼ばれるネットワークを形成する機能を持つ。これによって、単なる1対1のケーブルの置き換えにとどまらない、柔軟なデータ通信をユーザに提供することができる。  
   
 
動的経路制御
 
  通信したい相手がモバイル端末を何台か経由した先にあり、途中の端末が急に圏外に移動するなどして失われた時でも、別の経路を動的に発見してデータを安定的に転送する通信技術。  
   
 
ネットワークトポロジー
 
  周囲に多数存在する無線端末を、一定の規則に従って繋げたネットワークの構造のこと。  
   
 
ZigBee
 
  無線LANやブルートゥースなどと同じ2.4ギガヘルツ(GHz)帯の周波数帯を使う無線通信規格のこと。半径数十メートルの範囲で最大伝送速度が毎秒250キロビットの無線通信を実現し、同じ2.4GHzを遣う無線LANやブルートゥースよりも通信速度は遅いものの、乾電池で利用できるほど消費電力が非常に少ないというのが特長。このため、家電機器の制御、屋外向けの監視装置、ビル管理、玩具などの広い分野への応用が期待されている。

ZigBee Alliance公式サイト
ZigBeeSIGジャパン公式サイト
 
   
 
Boogie
 
  近くにいるワイヤレス端末をグループ化し、グループ同士を繋いでいくことで大きなネットワークを形成し、その上でチャンネルと呼ばれるデータをブロードキャストする一連の仕組みを定義したデータ通信システム。弊社代表梅田がGram design Ltd.在籍中に開発。現在非常勤取締役。

グラム・デザイン公式サイト
 
   
 
JPPP
 
  日本でP2Pの普及を推進するコミュニティJnutellaが策定中のワイヤレスP2Pプロトコル。PC上でインターネットを使ったプロトタイプがオープンソースプログラムとして提供されている。  
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